こんにちは、たくまるです。
今日は【解決】あなたが言いたいことを言えない理由3選という話しをします。
このチャンネル(ブログ)では「人に伝えるのが極端に苦手なんです…」っていうあなたに向けて、現役プライムのメーカー営業を10年やっている僕が「伝わりやすい話し方」を解説するチャンネルです。
あなたはこんなお悩みありませんか?
・頭では言いたいことが無数に浮かび、伝えたい気持ちもあるけど、上手く言葉に出ない。。。
・話している途中で、相手から「結局何が言いたかったの?」と言われてしまったことがある。。。
・一生懸命話しているのに、途中から話をさえぎられちゃう、、、
「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…」という歌があるぐらい、
相手に言いたいことを上手く伝えるのって難しいですよね?
なぜ難しいのかというと、私たちは小さい頃から、自分の意見を言う機会がほとんどなかったから。
小・中学校では、先生の話しをみんなで一緒に聞く授業がほとんど。
だからこそ、誰かの話しを聞くインプットは得意だけど、アウトプットは苦手なんです、って方は意外と多い。
当記事を最後まで見ていただければ、あなたが言いたいことを言えない理由が明確に分かります。
しかも、ただ理由を説明するだけでなく、
では具体的にどうすれば良いのか、アクションプランもセットでお話していきます。
今日も言いたいこと、上手く言えなかったな、、、
そんな後悔を抱えたまま眠りに着きたくない方は、ぜひ最後までご覧ください。
では、さっそくいきましょう!
ちなみに動画で学びたい方は、こちらも合わせてどうぞ。記事の中で取り上げた"具体例"は音声で聴いたほうが理解しやすいかなと。
1.結論から言わない
人が話しを聞けるのは15秒。
突然上司から
そう聞かれたときにあなたはなんて答えますか?
みたいに言っちゃってません?
コレの何がヤバいか分かりますよね?
優秀なあなたならスグに分かると思いますが、上司の「新幹線か?車か?どちらが良いか?」という質問に一切答えていないんです。
ニンゲンは、相手がこれから何を話すのか、常に予測しながら話を聞いています。
先ほどの「どっちが良いと思う?」と聞いた上司も、
当然、新幹線・車のどちらかの答えが返ってくると思い、待っています。
それなのにあなたが「新幹線かクルマ」、どちらが良いかを明言せずに、
理由から話し始めてしまうと、聞き手は話しを高速に理解できない。
これが「何言ってるのか分からない」と言われてしまう理由です。
ちなみに「何言ってるのか分からない」をもっと噛み砕いていうと、
(言いたいことを最初に明言しないから)あなたの言いたいことが見えてこない。
これが、何言ってるのか分からない、と言われてしまう本当の理由です。
だからこそ、言いたいことは必ず最初に言うべきなんです。
「新幹線!」なのか、「車が良いです!」なのかは、まずは最初に宣言する。
その後に、理由を付け加える。
「新幹線が良い!」とあなたが言ったあと、聞き手は、
「このあとは、新幹線が良いと考える理由が来るんだな・・・」そう思って待ってます。
そこで、あなたが「新幹線が良いと思う理由は3つあります」と続ければ、
聞き手の予想通りの話の展開なので、上司は話しを高速に理解できる。
結果として、あなたも言いたかったことを、最後まで話し切ることができる。
もしかしたら
そう思ってませんか?
断言しますが、最後に結論を持ってくるほうが何十倍も難しいです。
だって理由から話すってことは、
最後の結論を何て言うか、頭の中で思い描きながら、話しを進めていくんですよ?
途中で相手から質問されたら?
それでも、最後に言う結論、憶えたまま話し終えられますか?
1人語りのスピーチのときならボクもやるけど、事前準備は大変だし、なにより話の構成を作り込まなきゃイケナイのは、超大変。
たとえて言うなら、50メートル走をしながら、ドッチボールをするようなモノ。
全力で走りながら、横に立っている相手を狙ってボール投げる。それぐらい結論を最後に言うのはマルチタスクなんです。
しかも、序盤に話した”3つの理由”のうちどれか1つでも主張とズレがあれば、
あなたが最後に結論を言う機会すら、なくなってしまうこともあるはず。
これが、話してる途中で"話し"を遮られる理由。
それなら、最初に言いたいことをスパンと言ったほうが明らかにコスパ良くないですか?
ここでの具体的なアクションプランは「結論を最初に言うこと」です。
もしかして、、、
そう思っていませんか?
その魔法のコトバとは「結論から言うと、、、」です。
どうですか?
いま、それで言えるようになるワケないだろ?って思ってますよね?
コレも結構面白いんですけど、結論なれます。
あなたの発するコトバを、1番聴いているのは誰だと思いますか?
それはあなた自身。
そのあなたが自ら、結論から言うと、と口に出して誰かに宣言するんですよ?
そのあとに、「やっぱり結論じゃなくて理由から話しますね?」って
言えないと思いません?
どう考えても、結論から言うと…と言ったあとには、結論以外のことは口が裂けても言えなくなります。
なぜなら、人は宣言することで、自分の行動が決められるから。
だから、結論から言うと、を口癖にしてください。
ただ、最初のうちはズバッと「結論」から言えないこともあるかもです。
それでも、何度も結論から言うと…と唱えているうちに、本当に結論から言えるようになってきます。
ヒトは慣れる生き物ですから。
なので、最後まで話しを聞いてもらえない方は、必ずこの「結論から言うと」を口ぐせにしてみてください。
これ唱えるだけで、必ず結論ファーストでお話しできるようになりますよ。
ボクもこれを必ず言うようにしてから3年ぐらい経ちましたが、
今では言いたいことを言えなかった…という機会はほとんどありません。
ぜひやってみてください。
2.話す間が取れていない
あなたが言いたいことを言えるかどうかは、
実は、「聞き手」と「環境」の掛け算によって100%決まっています。
会社の上司の前ではうまく話せない人でも、高校や大学の友人となら、流暢に話せますよね?
会議中に手を上げるのは難しくても、カフェで注文するときに手を上げるのは造作もないですよね?
やることがまったく一緒でも、
相手や環境によって、言いたいことが言えるかどうかは当然変わってくる。
では「友人・職場の上司」何が違うんだと思いますか?
それは、あなたの話を無条件に聞いてくれる相手かどうか。
カフェやランチをするときに、あなたの友人は、どんな話もしっかり聞いてくれますよね?
では、職場の上司はどうですか?
話す内容や状況によって、聞き方は変わってきますよね?
ここからが重要なんですが、
あなたが職場でも言いたいことを言うために必要なのは、あなたの話を聞いてくれる環境を整えることです。
つまり、今から私が話しますよーって、みんなに伝えることがめちゃめちゃ重要。
ではどうするか?
具体的なアクションプランは、一言話してから、少し間を取ること。
もっと言うと少し話してから、2秒間黙りましょう。
ほんとかよ!?って思ってますよね?
大マジです。
実際にやってみますね?
2つの具体例をやります。※文章だとわかりにくいと思うので、動画も合わせて活用ください。
少人数、3人ぐらいで話すシーンと、会議室、10人ぐらいで話すシーンの2つです。
1つ目の3人ぐらいで話すシーン。
上司、同僚、たくまるの3人パターン。
「あの…(2秒)次回のMTGの開始時間、30分前倒しにしていただけませんか?」
こんな感じ。
めちゃめちゃカンタンじゃないですか?
次は、10人以上が参加している、会議でのシーン。やってみますね?
「1点よろしいでしょうか…?(2秒)先程、Aさんが発表された内容で、分からない点が2点ありました。今から質問しても良いでしょうか???」
みたいな感じです。
相手(全員)が、今からあなたが何かを言うんだぞ…!というのを、
周りに理解してもらってから、話し始めるのが大切。
もしあなたが、お話し上手なコミュ力お化けなら、話の流れに上手く差し込んで自分の意見を入れていく、
というのもできるハズ。
でも、言いたいことを伝えるのが極端に苦手なんです、って方は、
しっかり間を取ったほうが言いたいことを言うのはカンタンです。
ただ、それでも最初はめちゃめちゃ緊張しちゃうと思います。
だって、2秒黙るって、周りからは、言いたかった内容飛んだのかな?って心配した目で見られますから。
でも、その緊張を感じつつも、あえてゆったりと話してください。
すると、全員があなたの話しを絶対に聞いてくれるようになります。
なぜゆったりと話すべきなのか?
ゆったり話すべき2つの理由
- あなたの話を聞く価値があると思わせられる
- 自分の頭で考えながら話せる
1つ目は、あなたの話を聞く価値があると思わせられること。
言いたいことをしっかり言っている人は、緩急の使い方が絶妙です。
早く話したり、ゆっくり話したり。
そのギャップに聞き手は、引き込まれる。
逆にキンチョーしやすい人が、矢継ぎ早に話してはいけない理由は、必ず聞き直されちゃうから。
高速で話して、一言一句聞き取れる人っていますか?いないはず。しかも、噛んじゃったりとしますよね?
聞かれて、もう一度同じこと言うって、間違えを指摘されたみたいで余計に緊張しちゃいません?
だからこそ、自分の意見を言うのがニガテな人こそ、たっぷり間を取ってハッキリ話したほうが良い。
そうすると、周りはあなたの話しを最後まで必ず聞いてくれるようになります。
2つ目は、自分の頭で考えながら話せること。
これも大切なことですが、キンチョーしてる人は、自分の思考を追い越して、話しちゃう。
すると、途中から思考が追いついていかず、何話してるのか自分でも分からなくなっちゃう。
だからこそ、緊張したり言いたいことを言うのがニガテな人こそ、ゆったり話す必要があるんです。
1つ目の聞く価値ある話しだと思わせられるのと、思考を整理しながら話せる、この2つをやるために、少し話した後、2秒黙ってから話し始める。
聞き手の反応が今までと、まるで変わってきますよ。
ぜひやってみてください!
3.批判を恐れすぎている
大丈夫。発言する勇気は尊い。
誰かに自分の意見を言うのって怖いですよね?
間違っているかも知れない。バカにされちゃうかも知れない。おかしいことを言ってるのかも知れない。
多くの人は、自分なんかが発言したら笑われるかも…と思っていますが、それは逆です。
なぜなら、発言するってニガテな人からすれば、本当にスゴイことだから。
会議でずっと黙っている人もいますよね?
発言者ではなく、床をずっと見てる人もいるはず。
でもそんな中、あなたは敢えて自分のポジションをしっかり取って発言してるんですよ?
めちゃめちゃすごくないですか?
だから、仮に壮大に間違えちゃっても大丈夫。
明らかに100%自分の言ってることがおかしければ、素直に訂正し謝れば良い。
「勉強不足でした。すみません。」って言えば良いだけ。
会議って発言しないのなら、参加してる価値ないですよね?
分かったフリして質問しない人よりも、意見や疑問を参加している全員のために投げかける。そんなあなたの行動のほうがよっぽど価値があります。
なんも恥ずかしいことなんてないです。
自分の意見をしっかり言うって、本当に素晴らしいことですよ。
一生懸命あなたが自分のアタマで考えた上での意見や質問なら、声高らかに発言していきましょう。
普段発言しないあなたが、勇気を持って発言してる姿勢を、見てる人は必ず見ています。
そうやって一人、また一人と発言する機会が増えてくれば、今まで以上に、参加している全員のための会議になりますよ。
具体的なアクションプランは、批判を恐れずに、発言を続けること。
最初はめちゃめちゃ緊張しちゃうと思いますが、それでも慣れてくればしっかり意見を言えるようになってきて、自分に自信がついてきます。
批判を恐れすぎず、発言していきましょう。
それでは最後に、復習していきます。
まとめ
今日は【解決】あなたが言いたいことが言えない理由3選という話をしてきました。
- 結論から言っていない
- 話す間が取れていない
- 批判を恐れすぎている
現代では会社に頼るのでなく、個のチカラが重要だとさんざん言われていますよね?
でも別に、みんながYou Tube発信やSNSなんかしなくても、良いと思ってます。
だって始めるハードルすごく高くないですか?笑
そんなことしなくても、いま所属してる企業やコミュニティで、
自分の意見を伝える、ということから始めてはいかがでしょうか?
まずはそこでしっかり自分の言いたいことを言う。
その経験を積み上げることでも、十分自分の発信するチカラは養えると思っています。
ポジションを取り、自分の意見を伝えることができる人って一握り。
勇気をもって発言していきましょう!
最後まで見ていただき、本当にありがとうございます。
You Tubeでは、この記事で書いたような「伝わりやすい話し方」の動画を50本以上アップしています。
テキストと合わせてご覧いただければ嬉しいです!
もし、チャンネル登録がまだの方は、ぜひよろしくお願いいたします!
それでは、また次の動画(ブログ)でお会いしましょう〜\(^o^)/