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話し方

【新人へ】仕事にやりがいを求めてはイケナイ3つの理由

こんにちは、たくまるです。

 

あなたはこんなお悩みありませんか?

・得意先ガチャで自分の創意工夫が発揮できない。

・上司から振られた作業で毎日が終わっている...。

・仕事に"やりがい"ってどうやって持てば良いんだろう…

 

当記事を最後まで読んでいただければ、新人のあなたが、仕事にやりがいを求めてはイケナイ理由が明確にわかります。

 

そしてただ、やりがいを持ってはイケナイ理由を説明するだけでなく、では新人さんが持つべきモノは何か、まで丁寧に解説していきます。

 

それでは、さっそくいきましょう!

*もし、音声で聞きたいよ!って方はこちらの動画もどうぞ。


 

仕事にやりがいを求めてはイケナイ理由とは?

結論、理由は3つあります。

 

 やりがいを求めてはイケナイ理由

  1. 新人は"やりがい"から、一番遠い
  2. やりがいは環境によってカンタンに変わる
  3. やりがいを目的にすると、心が折れる

この3つです。

順番に解説していきます。

 

1.新人は「やりがい」から一番遠い

人が「やりがい」を感じる瞬間っていつだと思いますか?

それは自分が主体的に動き、成果を出せたとき。

たとえばあなたが営業マンなら、お客さん回りの件数を2倍に増やしたことで、高い売上目標を達成できた。

とか

話しベタだけど、鏡の前で話し方を練習したことで、目の前のお客さんに分かりやすい説明ができた、みたいなものです。

どちらも、自ら動いたこと成果に繋がっていますよね?

 

では逆に、やりがいを感じられない瞬間ってどんなときだと思いますか?

 

それは「あなたらしさ」を出す余白のない仕事をやっているとき。

 

たとえば、先輩から「この商品サンプル〇〇さんに送っといて!」とか、「販促のチラシを1,000枚発注しておいて!」みたいなモノ。

 

間違えずスピーディーに手配できるか?

とかはあるけど、誰がやってもそこまで変わらない作業から、やりがいって感じづらいですよね?

 

その仕事は、あなたしか出来ない仕事か、そうじゃないのか?というのは、あなたがやりがいを感じ取る重要なポイントです。

 

ただ悲しい事実ですが、新人がやる大半のシゴトは「やらされ仕事」です。

 

なぜなら、新人さんはそもそも自分ができる仕事が何か分からないから。

言われるがままのシゴトはやりたくない!と内心で思いつつも、

いざ「好きなこと自由にやっていいよ」と言われたら...

(何をすれば良いのか、正直わからないかも...)

って方も実は多いんじゃないでしょうか?

 

そんな新人さんが、入社直後から自分の創意工夫を発揮できる「しごと」を任されるのは、ゴリゴリのベンチャー企業に勤めてない限り、難しい

 

だからこそ、上司や先輩から、あなたらしさを発揮しづらい"やらされ仕事を"をフラれてしまうんです。

 

でもそれは、あなたの能力が低いから、ではありません。

単純にイマはまだ、それ以外のしごとをお願いしづらいからなんです。

 

最初は雑務に感じる仕事ばかりに思える瞬間も多いはず。

でも、少しづつあなたの仕事の幅が増えたときに初めて「創意工夫」のできる余白が見えてくる。

そのとき、初めて"やりがい"というモノを感じることができるようになります。

 

ただ、そうなるまでには最低でも半年から1年以上はかかります。

だからこそ、大半の業務がやらされ仕事になる新人は「やりがい」から最も遠い存在なんですよ。

これが新人のうちにやりがいを求めてはイケナイ1つ目の理由です。

2.やりがいは環境によってカンタンに変わる

やりがいとは、あなたのいるステージが"どこか"によっても、カンタンに変化していきます。

 

初めて英語に触れる子どもなら、身の回りのモノを「英語で言えたこと」に喜びを感じるでしょう。

 

でも中学、高校と知識が増えていけば、単語を憶えるだけでなく、文法発音などに学びが広がっていく。

 

テストで点を取れたことにやりがいを感じるようになるかもしれません。

 

大人になって英語をもう一度学び直している30代の女性なら、実際に英語で会話することに喜びを感じるかも知れません。

 

つまり、それぞれが置かれた環境自分が今いる状況によって、やりがいの感じ方は、カンタンに変わるということ。

 

それは仕事でも全く一緒のことです。

 

入社した直後のあなたが担当する得意先は、会社が注力している大きな得意先では"ない"かもしれません。

 

「言葉は悪いけど、会社が伸ばしていこうと思ってないお客さんに対し、積極的な提案なんて出来ないよ...。」

 

ふと、一人のときにそう思った瞬間はありません?

そうあなたが思ってしまう気持ちも、痛いほど分かります

僕も22歳で会社に入ったときに、まったく一緒のことを思いました。

 

でも、新人である"あなた"がお客さんを選べないのと一緒で、お客さんも"担当してくれる人"を選べない。

 

お客さんの立場で考えたら、入社1ヶ月の新人の人よりも、この道10年のベテランさんに担当してほしいと思いませんか?

 

それなのに、あなたがこのお客さんを担当したくない!と主張できますか?おそらくちょと難しいんじゃないでしょうか?

 

たしかに売上・予算が大きいお客さんを担当したほうが、やりがいは感じやすいかもしれません。でも、どんなお客さんを担当するかなんて、新人のときには""でしか選ばれない。

 

「得意先ガチャ」そんなことを言う人もいるかもですが、それはお客さんにとても失礼だと思います。

 

得意先があなたに期待しているのは"やりがい"なんかではなく、最高のパフォーマンス。

 

 お客さんが求めているのは...

  • レスポンスが早い
  • 困ったときに助けてくれる
  • 親身に相談に乗ってくれる

 

とかですよね。

そう改めて考えると、やりがいってほとんどに左右されるモノだなと思いませんか?

 

やりがいの感じ方は、職場環境にも左右されます。

たとえば、自分と考えの近い上司となら、仕事にやりがいを感じられます!って人がいるとします。

でもある日、いまの上司が別の部署に異動し、違う上司のもとで働くことになった。

新しい上司は、今までの上司と指示がまったく違い、急にやりがいを感じられなくなった、なんて当たり前に起こりそうじゃないですか?

 

やりがいというのは「外的環境とそのときの自分のいるステージ」という2つの掛け算によっていくらでも変わる、UNIQLOのエアリズムよりも軽いモノなんです。

 

あなたは、そんな運によってカンタンに変わってしまう「やりがい」を、このまま追い求めて良いのでしょうか?

 

代わりに何を求めれば良いのかは、最後にお話しします。

ここまでが、シゴトにやりがいを求めてはイケナイ2つ目の理由です。

3.やりがいを目的にすると心が折れる

仕事にやりがいを求めてしまうと、心が折れる日が必ずきます。

 

たとえば「売上達成」をやりがいとする営業マン。コロナなどの外的要因で売上何ヶ月も達成できなければどうでしょうか?

 

たとえば「創意工夫をする」というのがやりがいであれば、そのほかの雑務をやっている時間は、一切やりがいを感じ取れなくなってしまいますよね?

 

あなたが、常にやりがいを感じられる状態にいるなら良いでしょう。

 

でも、もしやりがいを感じられない瞬間が続いたら、、、

なんで、この仕事をやっているのかな…そう思い悩んでしまう日が必ず来ます。

 

それまでずっと「やりがい」を心の支えにしていた人は、この先何を支えに頑張れば良いのか、分からなくなってしまいます。

 

そして、体力や精神がしんどくなった瞬間に、心がポキっと折れてしまう。

 

「私がやりたかったことは、こんなことじゃないと...」

 

ここまで聞くと僕が「転職なんてするなよ!」と言っているように感じる人がいるかもですが、それは違います。

別に思っていたシゴトと違えば転職すべきだし、配属部署や上司との関係がつらいなら、辞めれば良い。

あとは、上向いている業界への転職なら、むしろやるべきかも知れません。

 

ここで僕が言いたかったのは、やりがいを会社に求めたら、不幸になりますよ、ということ。

 

あなたのやりがいを満たし続けてくれるのは、会社ではありません。

そして、仕事とはやりがいを探し求めてやるモノではないんですよ。

 

あなた自身が成長することによって、お客さんに最高のギブをし、かつ成果を上げる、これが仕事をする意味です。

 

2.やりがいは自然と感じるモノ

ここまで新人はやりがいを求めてはイケナイ、というお話しをしてきました。

でも別に、やりがいを持つことが「悪」ではないんです。

やりがいを仕事に求めることが「悪」なんです。

 

イマあなたがやっている、その仕事のゴールはどこですか?

 

もう一度考えてみてください。

 

それは、決してあなた自身がやりがいを感じることではないですよね?

 

売上や、顧客満足度、目の前のお客様に最高のサービスをすることなど、仕事には必ず目標目的があります。

 

その目標に向け、主体的に行動し成果を出す過程で、やりがいって自然に湧き出てくる感情なんです。

 

仕事をやりつつ、自己成長をする。

 

自己成長というと抽象度が高すぎるけど、たとえば最初はうまくさばけなかった”やらされシゴト”でも、事前準備をすることで、かける時間を10分短縮できた、とか。

 

一見、ただのやらされ仕事だったとしても、いかに効率よく早くさばくか、思考を張り巡らせる。

 

ほんの少しの改善によって、作業時間を極限まで減らし、あなたの創意工夫を発揮できるしごとに時間をかけられるようになる。

 

仕事のできる人は、雑務を最速で終わらせ、いかに暇な時間を作るかしか考えていません。

 

だって、暇な時間がないと、新しいことを主体的にやる時間がないじゃないですか?

 

最初はムズカシイですが、少しづつ積み上げることで、前回よりも今回、そして次回やるときには、より正確に素早くさばけるようになってきます。

 

こうやってシゴトを積み上げることで、あなたが本当にやりたかった「しごと」ができるようになってくるんです。

 

やりがいってその先に、感じ取れるものなんだと思います。

 

僕もまだまだ未熟だし、成果をあげられない瞬間は山程あります。

でも昨日より今日、そして今日より明日はもっと成長できるように、日々精進しています。

 

最後にもう一度だけ聞きます。

 

「仕事にやりがいを求める意味はありますか?」

 

僕はないと思います。

やりがいとは、求めるモノではなく成長の過程で自然と感じるモノ。

 

だからこそ目の前のお客様に最高のギブをし、仕事を腐らずやり抜くことが必要なんですよ。

 

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

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今回の内容を動画でもお話ししています。

聞き流しでも理解できると思うので、良かったらみてください。

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それではまた、お会いしましょう\(^o^)/

  • この記事を書いた人

たくまる

プライム市場のメーカー営業を10年。ダメな新卒時代→話し方を極める→本業で成果が出る→一目惚れした妻と結婚できました。4才と2才の娘を持つパパ。You Tubeで発信している「伝わりやすい話し方」を、記事にしています。

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